2025/03/27 更新

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コニシ ケンスケ
小西 健介
Konishi Kensuke
所属
大学院理工学研究科(理) 理工学専攻 物理科学 准教授
職名
准教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位

  • 博士(工学) ( 九州大学 )

研究キーワード

  • 酸化物ナノ微粒子の磁性

  • 固体物理学

研究分野

  • ナノテク・材料 / ナノ構造物理  / ナノ磁性体

  • 自然科学一般 / 磁性、超伝導、強相関系  / 磁性

学歴

  • 九州大学   工学研究科   応用物理学専攻 博士後期課程

    1989年4月 - 1993年4月

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    国名: 日本国

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  • 九州大学   工学研究科   応用物理学専攻 修士課程

    1987年4月 - 1989年3月

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    国名: 日本国

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  • 東京理科大学   理工学部   物理学科

    1982年4月 - 1987年3月

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    国名: 日本国

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経歴

  • 愛媛大学   理工学研究科 数理物質科学専攻   准教授

    2007年4月 - 現在

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  • 愛媛大学   理工学研究科 数理物質科学専攻   助教授

    2006年4月 - 2007年3月

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  • 愛媛大学   理学部 物理学科   助教授

    2003年1月 - 2006年3月

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  • 愛媛大学   理学部 物理学科   助手

    1994年4月 - 2002年12月

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所属学協会

論文

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MISC

  • EXAFS Studies on Nanopartic!ulate Ferrite Hollow Spheres

    Kensuke KONISHI, Makio KURISU, Tatsuo KAMIMORI, Koichi HIRAOKA, Ikuo NAKAI

    Photon Factory Activity Report   31 ( part B )   470   2014年

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    記述言語:英語   掲載種別:機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等  

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  • 25aPS-72 MA法で作製したスクッテルダイト化合物Yb(Fe_<1-x>Co_x)_4Sb_<12>の磁気・電気特性(領域8ポスターセッション(籠状化合物・重い電子系および価数揺動など),領域8(強相関系分野:高温超伝導,強相関f電子系など))

    星出 啓貴, 平岡 耕一, 栗栖 牧生, 神森 達雄, 小西 健介

    日本物理学会講演概要集   68 ( 2 )   452 - 452   2013年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    CiNii Books

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  • Yb Valence Instability in Yb Compounds Studied by Yb-LIII XANES

    Maskio Kirisu, Kensuke Konishi, Tatsuo Kamimori, Koichi Hiraoka, Ikuo Nakai

    Photon Factory Activity Report 2010   28 ( part B )   159   2012年

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    記述言語:英語   掲載種別:機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等  

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  • 25aPS-2 NiFe_2O_4ナノ中空球の磁気特性(25aPS 領域3ポスターセッション,領域3(磁性,磁気共鳴))

    櫻井 太雅, 川端 一尊, 濱田 直城, 宮田 真彦, 小西 健介

    日本物理学会講演概要集   65 ( 2 )   398 - 398   2010年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    CiNii Books

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  • 19pXF-13 高圧下における液体SnI_4の構造と相転移(液体金属(カルコゲン・液体混合系・分子性液体),領域6,金属,超低温,超伝導・密度波)

    小西 健介, 浅野 優太, 長谷 貴樹, 渕崎 員弘, 浜谷 望, 松浦 文恵, 片山 芳則, 亀卦川 卓美, 舟越 賢一

    日本物理学会講演概要集   62 ( 1 )   788 - 788   2007年2月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人日本物理学会  

    CiNii Books

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産業財産権

  • 加熱方法及びそのための加熱装置

    前原 常弘, 小西 健介

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    出願人:前原 常弘, 小西 健介

    出願番号:特願2003-273219  出願日:2003年7月

    公開番号:特開2004-089704  公開日:2004年3月

    J-GLOBAL

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 二次元量子スピン反強磁性体のナノスケール微粒子における新奇なエッジ効果

    2014年4月 - 2017年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    出口 博之, 小西 健介, 田尻 恭之

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    配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

    La2CuO4ナノスケール微粒子の作成を行い,その構造および粒径を調べて磁気測定を実施した.ナノスケール粒子の磁化率の温度依存および磁化過程の測定を行った.La2CuO4ナノスケール微粒子のESR測定を行い,スペクトルの温度依存性を詳しく調べた.磁気測定では,超常磁性が観測され,データ解析の結果,S=1/2, g=6の磁気モーメントによる磁性であることが判明した.ESR測定からは,4つのスペクトルが観測され,主成分としてS=1/2, g=6のスペクトルが存在することが確認された.非常に大きなg値をもつ超常磁性が存在することが明らかになった.この超常磁性は二次元面のエッジ効果によると考えられる.

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  • 有機磁性体のスピン構造とスピンダイナミックスの中性子散乱による研究

    1996年 - 1997年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    冨吉 昇一, 小西 健介, 東 長雄

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    配分額:6400000円 ( 直接経費:6400000円 )

    有機磁性体は磁気モーメントが分子軌道上の不対電子により発生し、磁性が分子軌道と密接に関連する新しい磁性の分野であるが、中性子回折によるスピン構造の系統的研究は殆ど行われていない。これは有機磁性体ではスピン密度が低く、しかも水素による散乱中性子のバックグランドが高く、中性子回折による測定が非常に難しいからである。
    我々は1.78Kにネ-ル温度を持つ有機反強磁性体であるTPVについて、そのスピン構造を解明する研究を行っているが、この研究では、バックブランドを少なくするために水素を重水素で置換したTPV単結晶を作製し、磁化測定、低温X線回折、及び中性子回折の測定を行った。重水化しても結晶構造及び磁気的性質は殆ど変化しないことが判明した。
    中性子回折では重水化した単結晶を用いることによりバックグランドは2/3から1/2に下がり、小さな磁気反射ピークの測定も可能になり12ヶのピークについて磁気反射強度を求めることが出来た。それらをスピン構造モデルを用いて解析した結果、反強磁性的なスピンのチェーンがc-軸方向に進むモデルが最も実験データと良く一致することが明らかになった。スピン密度としてはverdazyl環上の4ヶの窒素原子が同じ大きさの1/4μ_Bの磁気モーメントを持つとするスピン分布が、最も実験データに近いものであり、磁気共鳴から導かれた分布に近いものであることが明らかになった。中性子回折の測定精度が上がれば磁気共鳴から得られる結果との関係がより明確になり、スピン密度分布及び分子軌道をこれらの測定手段により精度良く決めることが出来るようになるものと思われる。

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  • 有機ラジカル結晶の分子間相互作用と磁性

    1996年

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究(A)

    小西 健介

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    配分額:900000円 ( 直接経費:900000円 )

    本研究では、加圧による同一試料での分子間相互作用の制御を通して、有機ラジカル磁性体の磁気状態・相転移現象におよぼされる影響から分子磁性の機構に関する知見を得ることを目的として、有機分子の磁性を極低温・加圧下・磁場下における熱測定・磁気測定を基に検討した。
    まず、代表的な有機強磁性体p-NPNNにおいて圧力下で強磁性転移温度(Curie温度)が低下することを見出した。このCurie温度の低下は局在スピン系ではほとんど例がなく、従来調べられてきた反強磁性体の場合と全く逆の結果である。有機分子の強磁性相互作用の機構について理論的には分子軌道法を基にした計算がなされてきたが、上の実験結果は再検討すべき点が残されていることを指摘した。これらの点をふまえ、Curie温度の低下が分子間に働く強磁性および反強磁性的な交換相互作用の競合により説明できる事を指摘した[1]。
    また、フェルダジル基を母体とするラジカル結晶p-CDTVの低温における比熱・帯磁率の測定から、この物質がS=1/2一次元Heisenberg強磁性の良いモデル物質である事がわかり、三次元的な相関の寄与を補正した上でS=1/2一次元Heisenberg強磁性の臨界指数γが2であることを実験的に示した[2]。p-CDTVの低温における秩序状態は未だ明確でないが、加圧により磁気転移温度が上昇することから反強磁性ではないかという指摘が為されている。

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