所属
法文学部 人文社会学科 人文学 教授
職名
教授
連絡先
外部リンク
カグラオカ ヨウコ
神楽岡 幼子
Kaguraoka Yoko
学位
-
博士（文学） （ 関西大学 ）
研究キーワード
-
歌舞伎文化
-
歌舞伎
-
日本演劇
-
日本近世文学
研究分野
-
人文・社会 / 日本文学
学歴
-
関西大学
- 1994年
-
関西大学 文学研究科 国文学専攻
- 1994年
国名： 日本国
-
大阪女子大学 学芸学部 国文学科
- 1986年
国名： 日本国
-
大阪女子大学
- 1986年
経歴
-
- 愛媛大学法文学部
2007年
-
- 愛媛大学法文学部
2003年
-
立命館大学
1998年 - 1999年
-
早稲田大学
1994年 - 1997年
所属学協会
-
歌舞伎学会
-
日本近世文学会
-
芸能史研究会
委員歴
-
日本近世文学会 常任委員
2006年 - 2011年
論文
-
朝日座開場前後の松山興行界 査読
神楽岡 幼子
愛文 55 68 - 88 2020年3月
-
松平頼該と芸能 査読
神楽岡 幼子
愛文 54 2019年3月
-
新栄座開場三年―明治期松山の新劇場― 査読
神楽岡 幼子
愛文 51・52 69 - 81 2017年3月
-
村候時代の芝居―江戸中期宇和島藩における芸能享受 招待
神楽岡 幼子
『研究成果報告 日本古典文学における〈中央〉と〈地方〉』 102 - 109 2016年3月
-
明治期（前期）宇和島の演劇事情 査読
神楽岡 幼子
愛文 50 60 - 74 2015年12月
-
京伝と芝居 招待
神楽岡 幼子
『山東京傳全集月報』第11巻（第15回） 1 - 4 2015年5月
-
三代目歌右衛門と道頓堀 招待 査読
神楽岡 幼子
歌舞伎 研究と批評 52 ( 52 ) 14 - 24 2014年9月
-
神楽岡 幼子
演劇研究会会報 39 ( 39 ) 42 - 48 2013年5月
-
内藤鳴雪と芝居文化 招待
神楽岡 幼子
子規博だより 31 ( 4 ) 4 - 7 2013年3月
-
子規と義太夫 査読
神楽岡 幼子
国文学 96 ( 96 ) 199 - 211 2012年3月
-
子規と芝居 査読
神楽岡 幼子
愛文 ( 47 ) 29 - 41 2012年3月
-
「記憶の場」としての劇場－明治二十年代の朝日座－
神楽岡 幼子
「文化伝統の継承とアイデンティティ形成―記憶の場をめぐって―」プロジェクト報告書 27 - 32 2012年3月
-
子規と歌舞伎 招待
神楽岡 幼子
子規会誌 131 6 - 16 2011年10月
-
「記憶の場」としての劇場－朝日座を中心に－
「文化伝統の継承とアイデンティティ形成―記憶の場をめぐって―」プロジェクト「文化伝統の継承とアイデンティティ形成―記憶の場をめぐって―」プロジェクト報告書 15 - 20 2011年
-
三代目中村歌右衛門の追善企画
阪急文化財団池田文庫館報池田文庫 38 23 - 26 2011年
-
『堀内匡平日記』に見る芸能記事
愛媛大学法文学部国語国文学会愛文 45・46合併号 45 - 52 2011年
-
神楽岡 幼子
愛媛国語国文学会愛媛国文研究 60 ( 60 ) 1 - 10 2010年
-
江戸期上方絵本の流布と展開―長谷川光信の絵本を中心に―
八木書店江戸の絵本―画像とテキストの綾なせる世界 176 - 195 2010年
-
「けいせい楊柳桜」の錦絵五種をめぐって
武庫川女子大学関西文化研究センターＭＫＣＲサブ・プロジェクト「上方芸能の視覚文化的特質について」研究報告書 流光斎図録－上方役者似顔絵の黎明－ 25 - 32 2009年
-
役者評判記の享受─洒落本『祇園祭挑燈蔵』から見えるもの─
園田学園女子大学近松研究所役者評判記の世界 131 - 141 2009年
-
二代目長谷川貞信画『金毘羅霊験広報』について
科研費「四国遍路と世界の巡礼、その歴史的諸相の解明と国際比較」」四国遍路と世界の巡礼 その歴史的諸相の解明と国際比較 活動紹介 1 - 7 2009年
-
神楽岡 幼子
歌舞伎学会歌舞伎 研究と批評 41 ( 41 ) 43 - 53 2008年
-
歌舞伎役者の自筆資料について─三代目中村歌右衛門を中心に─
創風社歴史と文学の資料を読む 215 - 234 2008年
-
役者絵と役者評判記－三代目中村歌右衛門を例に－
芸能史研究会芸能史研究 176 2007年
-
愛媛の芝居－明治初期－
愛媛大学法文学部国語国文学会愛文 42 2007年
-
神楽岡 幼子
ぺりかん社江戸文学 35 ( 35 ) 50 - 63 2006年
-
明治期の松山演劇事情 新栄座の出来るまで
シード書房地域文化のアクチュアリティ 愛媛からの発信 49 - 66 2006年
-
神楽岡 幼子
芸能懇話会芸能懇話 17 ( 17 ) 61 - 73 2006年
-
『初登山手習方帖』にみる十返舎一九の方法
愛文 40 32 - 44 2005年
-
芝居のうわさ・役者の感染
至文堂国文学解釈と鑑賞 別冊 169 - 176 2005年
-
十返舎一九作『金草鞋』「第十四編 四国偏路」について－『四国偏礼道指南増補大成』との関連を中心に－
四国遍路と世界の巡礼－人的移動・交流とその社会史的アプローチ－ 47 - 52 2005年
-
神楽岡 幼子
芸能懇話会芸能懇話 15 ( 15 ) 88 - 97 2004年
-
役者追善草双紙『籬の菊』について－その意図と刊年－
愛媛大学法文学部国語国文学会愛文 39 28 - 38 2004年
-
神楽岡 幼子
芸能懇話会芸能懇話 14 ( 14 ) 89 - 98 2003年
-
神楽岡 幼子
芸能史研究会芸能史研究 152 ( 153 ) 1 - 10 2001年
-
神楽岡 幼子
岩波書店文学 9・10月 ( 5 ) 124 - 133 2000年
-
神楽岡 幼子
歌舞伎学会歌舞伎 研究と批評 26 ( 26 ) 150 - 159 2000年
-
神楽岡 幼子
関西大学国文学会国文学 81 99 - 109 2000年
-
三代目中村歌右衛門の書簡
早稲田大学演劇博物館演劇研究 24 129 - 135 2000年
-
『芝翫帖』の成立とその周辺
芸能史研究会芸能史研究 145 1 - 13 1999年
-
手打の復活
芸能懇話会芸能懇話 12 74 - 82 1999年
-
神楽岡 幼子
演劇研究会演劇研究会会報 25 ( 25 ) 15 - 26 1999年
-
神楽岡 幼子
関西大学国文学会国文学 78 287 - 299 1999年
-
贔屓と観客
岩波書店岩波講座 歌舞伎・文楽 第４巻 歌舞伎文化の諸相 121 - 144 1998年
-
『鐘入七人化粧』小考－菊之丞と富十郎－
演劇研究会演劇研究会会報 21 36 - 45 1995年
-
神楽岡 幼子
関西大学国文学会国文学 70 ( 70 ) 29 - 46 1993年
-
神楽岡 幼子
関西大学国文学会国文学 68 ( 68 ) 46 - 68 1991年
-
役者評判記の挿絵－安永期の場合－
歌舞伎学会歌舞伎 研究と批評 5 85 - 95 1990年
-
江戸歌舞伎絵本番付考－安永期における展開－
日本近世文学会近世文芸 52 36 - 50 1990年
-
芝居種の黒本の作法
大阪女子大学大学院国語学国文学専攻院生の会百舌鳥国文 8 47 - 60 1988年
-
「碁太平記白石噺」の上演形態について－黄表紙を資料にして－
大阪女子大学大学院国語学国文学専攻院生の会百舌鳥国文 7 54 - 61 1987年
書籍等出版物
-
四国遍路と世界の巡礼－人的移動・交流とその社会史的アプローチ－平成１４年～１６年度科学研究費補助金（基盤研究（B)（２）研究成果報告書
(内田九州男） 2005年
-
歌舞伎文化の享受と展開－観客と劇場の内外－
八木書店八木書店 2002年
-
馬琴の戯子名所図会をよむ（園田学園女子大学近松研究所叢書４）
和泉書院 2001年
-
国周版画 情念の役者絵（大谷孝吉浮世絵コレクション５)
大谷孝吉浮世絵資料室 2000年
-
青本黒本集（関西大学図書館影印叢書 第７巻）
関西大学出版部 1997年
MISC
-
神楽岡 幼子
芸能史研究 199 ( 199 ) 49 - 52 2012年10月
-
役者似顔給金付『酉の顔見世青物つくし』
笠間書院江戸書物の世界 雲英文庫を中心にたどる 790 - 797 2010年
-
神楽岡 幼子
近松研究所紀要 21 ( 21 ) 27 - 29 2010年
-
神楽岡 幼子
演劇研究会演劇研究会会報 34 ( 34 ) 24 - 27 2008年
-
江戸時代の歌舞伎文化について
浙江工商大学日本文化研究所日本思想文化研究 1 16 - 30 2008年
-
世紀堂文庫の短冊からみる正基の交遊
シード書房近代愛媛の新群像 愛媛大学蔵「世紀堂文庫」の世界 147 - 152 2006年
-
OSAKA KABUKI FAN CLUBS AND THEIR OBSESSIONS
THE BRITISH MUSEUMU PRESSkabuki heroes on the Osaka stage 1780-1830H 30 - 35 2005年
-
江戸時代の歌舞伎ファン
大阪歴史博物館・早稲田大学演劇博物館日英交流大坂歌舞伎展 上方役者絵と都市文化 30 - 35 2005年
-
神楽岡 幼子
国際浮世絵学会浮世絵芸術 150 ( 150 ) 71 - 72 2005年
共同研究・競争的資金等の研究課題
-
第三期(安永～享和期)役者評判記の出版に関する総合的研究
2021年4月 - 2026年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
神楽岡 幼子, 黒石 陽子, 野口 隆, 赤間 亮
配分額：13650000円 （ 直接経費：10500000円 、 間接経費：3150000円 ）
-
第三期役者評判記の有用性に関する総合的研究
2017年4月 - 2020年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
神楽岡 幼子, 水田 かや乃, 黒石 陽子, 野口 隆, 赤間 亮
配分額：4290000円 （ 直接経費：3300000円 、 間接経費：990000円 ）
本研究は安永から享和期(1772～1804)の役者評判記の正確な本文テキストの作成、役者評判記の有用性の分析考証、文化情報として役者評判記を活用するためのシステム構築を目的としており、『歌舞伎評判記集成 第三期』第一巻～第三巻として安永２～10年に至る計33点の役者評判記の本文テキストおよび詳細な解題を公刊した。
また、研究成果をオンライン型文化資源として活用するため、役者評判記原本画像と本文テキストを連動させた全文閲覧システムならびに検索システムを構築した。加えてネット上の他のテキストを含むことが可能な簡易なテキスト検索を開発した。デジタル本文アノテーションシステムも継続的に開発している。 -
第三期役者評判記本文の出版と役者評判記総合情報書庫公開の研究
2011年4月 - 2016年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
水田 かや乃, 赤間 亮, 池山 晃, 神楽岡 幼子, 黒石 陽子, 齊藤 千恵, 野口 隆, 金子 貴昭, 倉橋 正恵, 埋忠 美沙, 北川 博子, 佐藤 かつら, 佐藤 知乃, 田草川 みずき, 寺田 詩麻, 松葉 涼子, 光延 真哉
配分額：17420000円 （ 直接経費：13400000円 、 間接経費：4020000円 ）
本研究は、江戸時代に歌舞伎興行の劇評として出版された役者評判記のうち、既に翻字出版された万治～明和期（1658-1772年）までの『歌舞伎評判記集成』第一期・第二期に引き続き、第三期として、安永～享和期（1773-1804年）の翻字本文を出版し、公開するための共同研究である。最終年度には本文データをほぼ完成し、出版に向けた準備を開始している。と同時に、そのデータを、総合情報書庫として閲覧、検索できるシステムを開発しつつあり、役者評判記総合情報書庫として国内外に公開できるよう、精度を上げている。
-
四国遍路と世界の巡礼、その歴史的諸相の解明と国際比較
2007年 - 2009年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
内田 九州男, 竹川 郁雄, 寺内 浩, 山川 広司, 加藤 好文, 川岡 勉, 加藤 国安, 小嶋 博巳, 河合 真澄, 関 哲行, 弘末 雅士, 稲田 道彦, 大稔 哲也, 野崎 賢也, 伊地知 紀子, 松原 弘宣, 西 耕生, 田村 憲治, 神楽岡 幼子, 黒木 幹夫, 菅谷 成子, 若江 賢三, 藤田 勝久, 高橋 弘臣, 吉田 正広, 木下 卓, 矢澤 知行, 岡村 茂, 石川 重雄
配分額：19890000円 （ 直接経費：15300000円 、 間接経費：4590000円 ）
シンポジウム・研究集会を3年開き31本の報告を実現、各発表は報告書に掲載した。巡礼の諸相の解明では、日本の四国遍路、熊野参詣、西国巡礼、海外では10巡礼地を調査し、キリスト教世界(古代東部地中海、中世ヨーロッパ、スペイン中近世、イギリス中世・現代)、古代ギリシア、アジア(中国中世、韓国現代、モンゴル中世、エジプト中世、ジャワ中世)の巡礼で実施。国際比較では、日本の巡礼とキリスト教巡礼での共通性は中近世では来世での霊的救済と現世利益の実現を願うことであることを示した。
-
第三期役者評判記の総合情報書庫構築研究
2005年 - 2007年
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
赤間 亮, 水田 かや乃, 神楽岡 幼子, 黒石 陽子, 池山 晃, 野口 隆, 齊藤 千惠
配分額：3340000円 （ 直接経費：3100000円 、 間接経費：240000円 ）
本研究は、日本近世演劇の基盤研究として近世期に出版された「役者評判記」を対象に、研究資料として正確な翻刻本文を作成し、それを使ったデータ・ベースを構築しようとするものである。今回の研究期間においては、いわゆる第三期(安永年間から享和年間まで)の役者評判記について、正確なデジタル翻刻本文を完成させるべく、研究協力グループも組織しながら大きく作業を進展させた。新時代の翻刻凡例を策定し、それに則った本文の調整、諸本を対照して、諸本確認翻刻(C翻刻)までの作業を実施した。
また、役者移動DBを代表に、評判記を校正する情報データ・ベースの集合体をWEB上に展開し、海外の歌舞伎研究者の利用も想定した役者評判記の閲覧・検索システムによる、デジタル歌舞伎情報書庫を完成させるための作業を展開した。外題・人名・用語索引については、いわゆる手作業の線引は行わず、統合的な用語索引のシステムの実験を行った。役者評判記デジタル閲覧システムの原本閲覧システムを運用継続しながら、翻刻本文とのレイヤー化が実験された。検索された用語から、「歌舞伎興行年表」や「歌舞伎人名DB」「歌舞伎外題DB」「登場人物DB」「歌舞伎用語DB」へと連動が可能となった。
また、今回の研究成果として、第三期以降の評判記の需要や地方への伝播について、あらたな視点による研究論文集をまとめた。 -
文学と演劇の交流、歌舞伎文化
資金種別：競争的資金