2025/03/27 更新

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ワタナベ アイサ
渡邊 愛沙
Watanabe Aisa
所属
附属病院 助教
職名
助教
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学位

  • 学士(医学) ( 徳島大学 )

論文

  • 鎮静困難な重篤な呼吸障害を有する三叉神経痛患者に三叉神経節アルコールブロックを行った1症例

    渡邊 愛沙, 長櫓 巧, 檜垣 暢宏, 藤井 知美, 萬家 俊博

    麻酔   67 ( 9 )   983 - 985   2018年9月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:克誠堂出版(株)  

    症例は73歳男性で、再発性三叉神経痛の治療目的で受診した。脳幹梗塞に伴う左片麻痺、肥満、睡眠時無呼吸などによる呼吸障害にて在宅酸素療法施行中であり、左下顎領域の三叉神経痛に対してカルバマゼピン内服、下顎神経ブロック、高周波熱凝固(RF)による三叉神経根ブロックを行うも痛みのコントロールは困難であった。今後、全身状態、呼吸状態がさらに悪化して神経ブロックの施行がますます困難になると予想されたため、局所麻酔下にアルコールを用いた三叉神経節ブロックを行ったところ、苦痛なく安全に施行でき、ブロック後は痛みが消失し

  • 術中大量出血時の希釈性凝固障害に対するフィブリノゲン濃縮製剤投与の有効性

    渡邊 愛沙, 萬家 俊博, 阿部 尚紀, 北村 咲子, 藤井 園子

    臨床麻酔   41 ( 4 )   591 - 594   2017年4月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:真興交易(株)医書出版部  

    当施設において手術中の大量出血時に希釈性凝固障害に陥り、フィブリノゲン値の低下を認め、フィブリノゲン製剤投与を必要とした5症例を後方視的に検討した。5症例すべてフィブリノゲン製剤投与によってフィブリノゲン値上昇を認め、止血が得られた。本邦では保険適応は認められていないが、大量出血による希釈性凝固障害時に臨床的に有効な手段の1つとなり得る可能性がある。(著者抄録)

  • 術中レミフェンタニル使用が開腹手術後早期の硬膜外自己調節鎮痛に及ぼす影響

    渡邊 愛沙, 松永 亜希, 安田 季道, 安氏 正和, 濱田 宏, 河本 昌志

    臨床麻酔   32 ( 8 )   1335 - 1339   2008年8月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:真興交易(株)医書出版部  

    術後硬膜外自己調節鎮痛(PCEA)を行った開腹手術患者93症例を対象とし、レミフェンタニルを使用した術中管理が、回復室と術翌日までの疼痛管理に及ぼす影響を遡及的に比較検討した。回復室ではより多くの鎮痛薬の投与が必要であったが、術翌日までの疼痛の程度、副作用の発生頻度およびPCEA薬液の使用量には大きな変化はなく、レミフェンタニルを用いた開腹手術後のPCEAは安全に行えることが示唆された。(著者抄録)