2025/04/21 更新

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ヨシダ ミユキ
吉田 美由紀
Yoshida Miyuki
所属
大学院医学系研究科 看護学専攻 講師
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講師
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学位

  • 看護学修士 ( 2002年3月   聖路加国際大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 高齢者看護学、地域看護学  / 在宅緩和ケア

取得資格

  • 地域看護専門看護師

  • 看護師免許

  • 保健師免許

論文

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MISC

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 高齢者排泄ケアの継続性を可能にする施設間連携システム構築に関する研究

    2021年4月 - 2026年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    陶山 啓子, 小岡 亜希子, 藤井 晶子, 田中 久美子, 中村 五月, 吉田 美由紀

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    配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

    本研究では、高齢者の生活の場の転移に伴う排泄ケアに関する施設間での情報共有・協働のために、①排泄に問題を生じやすい高齢者の特徴を明らかにする、②移転時に継続して個別ケアを実践するために必要な施設間での情報共有の内容と方法を明らかにする。特に、回復期リハビリテーション病棟において、急性期から回復期、回復期から慢性期(施設や在宅)へとケアの場が変化する時点に着目して研究をすすめる予定である。
    本年度は、入院・入所・退院後に排泄に関する問題が生じ、他施設との連携を必要としたケースについて、①どのようなケースであったか、②どのような情報共有・連携が必要であったかについて、回復期リハビリテーション病院、特別養護老人ホーム及び訪問看護ステーションの看護師等から情報収集う予定であった。現在、特別養護老人ホームの看護師、急性期病院の医師などからの情報で、尿道カテーテルを留置中の患者について、その適応の理由や抜去の可能性についての情報共有の必要性を確認している。特に、課題になる点は、抜去の際の方法、時期や判断であった。

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  • 在宅緩和ケアコーディネーターの活動上の困難とそれを乗り越えるに至った要因

    2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    吉田 美由紀, 田中 久美子, 陶山 啓子

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    配分額:2080000円 ( 直接経費:1600000円 、 間接経費:480000円 )

    終末期がん患者の「住み慣れた場所で最期を迎えたい」という願いを叶えるには、在宅緩和ケアの提供体制が必要である。申請者は愛媛県委託事業において、愛媛県下の各地域に在宅緩和ケアの提供 体制を構築し、それぞれの地域で在宅緩和ケアコーディネーターを育成してきた。在宅緩和ケアコ ーディネーターとは、 終末期がん患者の状況に応じて在宅緩和ケアをタイムリーに調整し、導入する役割を持つ人材として、申請者が携わる愛媛県委託事業で独自に考案したものである。先行研究にお いて、このような役割を担う人材の必要性は示唆されているが、その育成方法については確立されていない。本研究では、愛媛県で実際に 成果を上げている在宅緩和ケアコーディネーターに対してインタビューを行い、役割遂行上の困難と 、その困難を乗り越えるに至った要因について明らかにすることを目的とする。その結果から在宅緩和ケアコーディネーターの育成方法を開発することで、がんになっても住み慣れた場所で最期を迎えられる地域づくりに貢献すると考える。
    2020年度においては、終末期がん患者の在宅看取りの要因について調査し、実際に在宅緩和ケアコーディネーターへのインタビューの実施が行えるよう、研究倫理審査委員会に研究計画書を提出し承諾を得た。2021年度は、コーディネーターが活動する背景を理解するために、多職種による在宅緩和ケアの実践内容について文献レビューを実施した。しかし、多職種による在宅緩和ケアの実践内容について明らかにしている先行研究が少なく、十分な知見が得られなかったため、多職種へのインタビュー調査により実践内容を明らかにしたいと考えている。それらの知見のもとに、本研究におけるコーディネーターへのインタビューの実施を行う予定である。

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