所属
法文学部 人文社会学科 人文学 教授
職名
教授
連絡先
外部リンク
ミズノ タク
水野 卓
Mizuno Taku
学位
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博士（史学） （ 慶應義塾大学 ）
研究キーワード
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China
学歴
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慶應義塾大学 文学研究科 史学専攻 後期博士課程
1999年4月 - 2007年3月
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慶應義塾大学 文学研究科 史学専攻 前期博士課程
1997年4月 - 1999年3月
国名： 日本国
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慶應義塾大学 文学部 史学科東洋史学専攻
1993年4月 - 1997年3月
国名： 日本国
経歴
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愛媛大学 法文学部 教授
2023年10月 - 現在
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愛媛大学法文学部 特任教授
2022年4月 - 2023年9月
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愛媛大学 法文学部 准教授
2018年4月 - 2022年3月
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愛媛大学 法文学部 講師
2015年4月 - 2018年3月
所属学協会
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日本秦漢史学会
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中国文史哲研究会
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東方学会
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史学会
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史学研究会
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日本中国学会
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三田史学会
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中国出土資料学会
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東洋史研究会
委員歴
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日本秦漢史学会 監事
2018年4月 - 2022年3月
団体区分：学協会
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中国出土資料学会 理事
2015年4月 - 現在
団体区分：学協会
留学歴
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2003年9月 - 2005年8月 北京師範大学 高級進修生
取得資格
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中学校教諭専修免許状（社会）
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高等学校教諭専修免許状（地理歴史）
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高等学校教諭第一種免許状（公民）
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学芸員資格
論文
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『国語』の素材－「君主の称謂」と国号とを手がかりとして－ 査読
水野卓
資料学の方法を探る (24) 17 - 32 2025年3月
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清華簡『繋年』の「始」－その素材を探る手がかりとして－ 査読
水野卓
資料学の方法を探る (23) 27 - 35 2024年3月
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春秋時代の「人」－「国人」「＜国号＞人」から見る春秋期社会構造の変化－ 査読
水野卓
史学雑誌 131 ( 12 ) 1 - 37 2022年12月
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清華簡『繋年』の楚王記事－編纂者の春秋史認識に関連してー
水野卓
資料学の方法を探る ( 20 ) 80 - 89 2021年3月
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清華簡『繋年』が描く「覇者」－編纂者の意図に関する一考察－
水野 卓
資料学の方法を探る ( 19 ) 46 - 54 2020年3月
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清華簡『繫年』の時間観念ーその素材に関する一考察ー
水野 卓
資料学の方法を探る ( 18 ) 69 - 75 2019年3月
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『春秋事語』に見える君主の称謂
水野 卓
資料学の方法を探る ( 17 ) 63 - 70 2018年3月
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清華簡『繫年』が記す東遷期の年代 査読
水野 卓
日本秦漢史研究 ( 18 ) 56 - 77 2017年11月
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清華簡『繋年』より見た春秋時代の新君即位 査読
水野 卓
中国出土資料研究 ( 21 ) 1 - 21 2017年7月
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清華簡『繋年』に見える君主の称謂
水野 卓
資料学の方法を探る (16) 81 - 86 2017年3月
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『春秋』に見える君主の称謂
水野 卓
資料学の方法を探る ( 15 ) 48 - 54 2016年3月
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春秋時代の周王－その統治権と諸侯との関係に注目して－ 査読
水野 卓
史学 85 ( 1・2・3 ) 27 - 50 2015年7月
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水野 卓
集刊東洋学 ( 110 ) 1 - 20 2014年1月
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春秋時代の太子－晋の太子申生の事例を中心として－ 査読
水野 卓
古代文化 65 ( 3 ) 3 - 22 2013年12月
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春秋時代の諸侯即位－『左伝』に見える「立」「即位」「葬」と新君誕生の認識との関係から－ 査読
水野 卓
史學 78 ( 1・2 ) 19 - 57 2009年6月
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春秋時代における統治権の変容－「器」の意味を中心として－ 査読
水野 卓
東方学 106 39 - 52 2003年7月
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春秋時代の君主－君主の殺害・出奔・捕虜の検討から－ 査読
水野 卓
史学 71 ( 2・3 ) 119 - 146 2002年6月
書籍等出版物
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春秋時代の統治権研究
水野, 卓（ 担当： 単著）
汲古書院 2020年3月 （ ISBN:9784762960550 ）
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簡牘が描く中国古代の政治と社会
藤田, 勝久・關尾, 史郎編（ 担当： 共著 範囲: 王位の継承から見た周の東遷（29～50頁））
汲古書院 2017年9月 （ ISBN:9784762965975 ）
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地下からの贈り物－新出土資料が語るいにしえの中国－
中国出土資料学会（ 担当： 分担執筆 範囲: 銀雀山（山東省）（240～245頁））
東方書店 2014年6月 （ ISBN:9784497214119 ）
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東アジア海文明の歴史と環境
鶴間, 和幸, 葛, 剣雄編著（ 担当： 共著 範囲: 春秋邗溝考（229～249頁））
東方書店 2013年3月 （ ISBN:9784497213044 ）
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黄河下流域の歴史と環境 : 東アジア海文明への道
鶴間, 和幸編著（ 担当： 共著 範囲: 春秋時代の黄河－下流域諸国における境界認識の検討を中心に－（315～335頁））
東方書店 2007年2月 （ ISBN:9784497207029 ）
MISC
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書評 松井嘉徳著『記憶される西周史』
水野卓
日本秦漢史研究 ( 23 ) 148 - 165 2022年11月
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書評 大川裕子著『中国古代の水利と地域開発』
水野 卓
史学雑誌 126 ( 9 ) 73 - 80 2017年9月
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訳注 『穆天子伝』訳注稿〔四〕
水野 卓
史学 86 ( 4 ) 104 - 110 2017年3月
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水野 卓
東洋史研究 75 ( 1 ) 137 - 145 2016年6月
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訳注 『穆天子伝』訳注稿〔二〕
水野 卓
史学 82 ( 1・2 ) 129 - 138 2013年4月
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学会動向 回顧と展望2011年の歴史学界＜殷・周・春秋＞
水野 卓
史学雑誌 121 ( 5 ) 194 - 201 2012年5月
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訳注 『穆天子伝』訳注稿〔一〕
水野 卓
史学 80 ( 4 ) 121 - 131 2011年12月
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水野 卓
集刊東洋学 ( 105 ) 93 - 104 2011年
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書評 宇都木章著『出土文物から見た中国古代』
水野 卓
中国出土資料研究 ( 13 ) 237 - 245 2009年3月
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書評 吉本道雅著『中国先秦史の研究』
水野 卓
史学 = The historical science 76 ( 2・3 ) 147 - 168 2007年12月
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春秋時代における新君認識 : 『春秋』『左伝』に見える「立」「即位」「葬」の検討から(東洋史部会, 第一〇三回史学会大会報告)
水野 卓
史学雑誌 114 ( 12 ) 2076 - 2076 2005年
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書評 平㔟隆郎著『左伝の史料批判的研究』
水野 卓
史学 70 ( 2 ) 145 - 166 2001年2月
講演・口頭発表等
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『春秋左氏伝』の素材ー「君主の称謂」を手がかりとしてー
水野卓
日本中国学会 第74回大会 2022年10月
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春秋時代の「人」
水野卓
第118回 史学会大会 東洋史部会（東京大学） 2020年11月
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春秋邗溝考 国際会議
水野 卓
国際シンポジウム「東アジア海文明の歴史と環境－日中韓研究者の語る東アジア海文明の未来像－」（学習院大学） 2010年2月
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春秋野人考
水野 卓
平成30年度 三田史学会大会（慶應義塾大学） 2018年6月
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日本における春秋史研究の歩み
水野 卓
中国四国歴史学地理学協会2016年度大会（岡山大学） 2016年6月
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清華簡『繫年』より見た春秋時代の諸侯即位
水野 卓
中国出土資料学会平成27年度大会（成城大学） 2016年3月
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西周王朝から東周王朝へ
水野 卓
四国東洋学研究者会議（高知大学） 2016年10月
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『左伝』が語る周の東遷
水野 卓
第１回 アジア史連絡会（岡山大学） 2017年7月
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君主殺害から見た春秋時代の社会的変化
水野 卓
平成11年度 三田史学会大会（慶應義塾大学） 1999年6月
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春秋時代における新君認識
水野 卓
史学会第103回大会（東京大学） 2005年11月
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黄河から見た春秋時代の領域認識 国際会議
水野 卓
国際シンポジウム「黄河下流域の生態環境と東アジア海文明」（学習院大学） 2005年11月
共同研究・競争的資金等の研究課題
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春秋史に寄与する『左伝』の史料学的研究－「君主の称謂」を手がかりとして－
2021年4月 - 2024年3月
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
水野 卓
配分額：2600000円 （ 直接経費：2000000円 、 間接経費：600000円 ）
本研究は、いまだ伝世文献に頼らざるを得ない春秋史に焦点を当て、春秋史研究の基本史料である『春秋左氏伝』（以下『左伝』）の構造を「素材」という側面から明らかにするものである。このような研究課題について、令和３年度は、①検討対象の中心となる『春秋』と『左伝』の底本を確定する、②『春秋』における「君主の記載法」を分類するという２点を研究計画として掲げた。
ただ、今年度はコロナの影響により、海外だけでなく国内への出張が制限されてしまったため、『春秋』と『左伝』の底本を確定する①の計画は断念せざるを得なかった。そこで、②の『春秋』における「君主の記載法」を分類する研究を優先した。
『春秋』や『左伝』に関する研究書や、出土文献に関する一次史料・研究書を購入して研究を進め、まず、2021年8月28日にオンラインで開催された「第８回アジア史連絡会」において、「『春秋』の君主記載法」と題する研究報告を行った。ここでは、『春秋』に記載された君主の記載について、ある特定の時期を取り上げ、「国号＋爵号」「国号＋諡号＋爵号」といった分類を提示した。この発表をもとに、2022年3月22日に刊行された『資料学の方法を探る』（21）に、論文「『春秋』の君主記載法－歴史記録の「主観」的側面」を発表した。
また、2022年3月25日に行われた「記憶とアイデンティティ研究」プロジェクトの研究報告会において、「史実と歴史記録のあいだ－『春秋』の「君主の称謂」を例として－」と題し、魯の君主の称謂としての「我君」や、他国の君主の称謂としての「其君」の分析結果を報告した。これをもとに、2022年3月31日に刊行された『多文化社会研究』第9号に論文「春秋時代における魯の君主観－『春秋』記載の「君主の称謂」の検討から－」を発表した。
担当授業科目（学内）
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2024年度後期 / アジア史概論Ⅰ
担当経験のある科目（授業）
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伝統文化論
機関名：愛媛大学
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アジア史基礎演習Ⅰ
機関名：愛媛大学
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アジア史専門演習Ⅰ
機関名：愛媛大学
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アジア史概論Ⅰ
機関名：愛媛大学
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アジア史特講Ⅰ
機関名：愛媛大学
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アジア史
機関名：愛媛大学
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世界史
機関名：愛媛大学